院長 ご挨拶

 

平成28年5月より分娩は長崎大学病院またはみなとメディカル市民病院のオープンシステム登録医として活動することになりました。妊娠中正常に経過していても分娩中に急変し母子が重篤な状態に陥ることがあります。そこでより安全な出産をしていただくために健診は診療所、分娩は大規模病院で行ないます。出産の際は各病院主治医、助産師および診療所医師が立ち会うシステムです。長崎大学病院は平成20年、みなとメディカル市民病院は平成28年に新装オープンした綺麗な病院です。しかし何よりも長崎市内の赤ちゃんの受け皿施設としてスタッフ・設備が充実し、万が一の時には新生児専門医がそばについてもらえるということは、ご本人・ご家族だけでなく産科医にもこれほど心強いことはありません。今後も産科オープンシステムを利用し母子ともに安全な分娩を目ざし頑張っていくつもりです。